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う~ん

いつも拝見させていただいている、リンクさせていただいている露地者さんや仏陀の塔さん
に紹介されていた歯科技工士改革委員会さんのブログを拝見して
贔屓目かもしれませんが、真実を語ることの強さを感じました。

数多くの技工士さんが、今この時間も紹介されているような環境で働いていると思います。
この状況を、よくある話だなと思う事自体が、
業界ボケしている証拠でしょうか。(^_^.)
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自分は、幸いにしてひどいラボに勤務したことがなく
最初に就職した所は院内技工所で、研修会などに参加させていただいて
勉強はたくさんさせてもらいましたが、思い返すと色々な理不尽な扱いも受けました。(^_^)
10年ほどお世話になったのですが、自分のDr感はその時に作られました。


最終的には、「しょうがなく雇ってやってる」と言われ、(そんな仕事しかして無いって話はありますが・・)
いくらがんばってもこんな扱いしか受けないのであれば
他の仕事をしたほうがいいと思い、技工をやめる覚悟で退職して、
半年ほどぷー太郎してました。(嫁さんと生まれたばかりの子どもと一緒に(^_^)v)

新しい職を探してるときに、今の職場から誘いを受けて
最初のところが技工の世界すべてでは無いかもと思い(半年も技工から離れてたので余裕が・・・)
軽い気持ちで、お世話になったのですが、取引先の先生方が
技工士を人として見てくれる方々ばかりで、(前の職場にもそういった方々はいましたよ(^_^))
この環境なら、自分はがんばれると思い、今に至っています。
いまのDr感は、かなりよくなってきていますし、この頃は最初の職場があったから
今の自分があるので、感謝こそすれ恨みは無いです。(^_^)


夜はそれなりに遅いのですが、充実してますしやりがいもあるので
そんなに苦労に感じることはありません。
ただ、自分と同じような環境に育っていない、後輩の子達に
やりがいがあるから、夜中までやれとは、とてもじゃないですが
言えません。(社長でも無いからですね(^_^))

何とか、時間内に終りそれで採算が取れるシステムが出来ないものかと
いつも考えているのですが、上手くいきません。
また技術の伝達も、なかなか簡単には伝わらないことに、
悶々としています。

自分の思う技工は、雑誌に載るレベルに行こうとすれば、センスとかも必要でしょうが、
日常の臨床ならばちゃんとした考えのもとに、ステップを間違えずに
行いさえすれば、問題ないものが出来てくると思っていますし、
患者さんも満足してくれると思ってます。

今まで、色々な経験した後に今の考えにいたっている自分の想いが、
経験が全然無い後輩君たちには、簡単に伝わらないって事でしょうか。
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とりとめの無い話になってきました(^_^.)

ブログに書かれていた、今は削除された件ですが(自分も詳しく読んではないのですが)
技術を得るために、我慢する
その環境で無いと、学べないことも確かにあると思います。

自分は、幸か不幸か有名と言われる方々の下で働いたことは無く、
才能あふれる方々には研修会で教えていただいただけです。

素晴らしいものが作れるからと言って、その製作者の人格までがすばらしいとはかぎりませんし
普通のもの作るからと言って、その製作者の人格が普通とはかぎりません。

読んでいる本に、人の性格で100%悪い人も居なければ、100%良い人もいない
25%良いところがあって75%悪いのが普通の人
50%よいところがある人は上々の人でめったに居ないと思って人に接すれば
問題が起きることは早々無いといったニュアンスのことが
書かれていましたが、やはり技術で優れている人は人格も優れていてと、
思ってしまうのは人情でしょうかね(^_^.)

実際どんなやり取りが行われたのか、わかりませんので的外れなことを書いてるのでしょうが・・

本なんかを読めば、人に偉そうな事や立派なことを言うことが出来るようになるが
本当の価値は、その人が何を実践しているのかによって決まる
とこれも、本の受け売りで心がけながら、自分が出来てないことです。(^_^)
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なんか、暗くなってきたって感じを写真で表現してみました。

ブルータスお前もか、ってこんなときに使うんでしたっけ?(^_^.)


長文書くと、まとまりが無く自分の頭の悪さを再確認します。m(__)m
by good358 | 2010-05-13 20:47 | 思う事 | Comments(2)
Commented by G3 at 2010-05-25 23:26 x
目をそむけるのは簡単だし、そこから抜け出すのも確かに成功への一歩かもしれない。 しかし、自分が良くなったからそれで良しと言えるのか。
社会の評価は、有名無名にかかわらず歯科は一科へのモノとなっている。

技術だけで評価されても、それへの対価は相変わらず歯科医師からのおこぼれにすぎない。 歯科技工と歯科医療の底上げ、存在基盤の底上げを怠れば、歯科は医療では無い事を国民はダイレクトに知ることになるだろう。
Commented by good358 at 2010-05-27 00:42
G3さん こんにちは
今回の件は、一歩も二歩も抜け出た存在であった方が、
技術的なことに関しては他の人たちのために、いろいろと
公開されているテクニック的に優れている他の技工士さんたちと
大して変わりが無いってことに、悲しさを感じましたね。(自分は)

医療として成り立つために必要なもの。
また、今医療(医科)と呼ばれているものの基準も、
施設の規模により大きく変ると思われ、
自分には、上手く把握できていない問題です。

また、今メインでしている補綴の仕事も、
患者さんの要求が、噛めないものを噛めるようにして欲しいだったら、
医療のような気もしますが、見た目をよくしたいだったら、
その患者さんのコンプレックスを解消できるのならば
医療のような気もしますが、見た目のコンプレックスを解消するだけなら、かつらと何が違うんだろう、じゃあアデランスは医療か
などと、仕事の途中にまとまらないことを
つらつらと書いてみました。
返信になっていなくてすいませんm(__)m
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